児童英検とは


 JAPEC児童英検(全国統一児童英語技能検定試験)は、児童英語教育の専門家によって構成される「検定委員会」で、科学的に設定された「グレード別到 達目標」にもとづき、「聞く力」と「話す力」に重点をおいた、リスニングテストとスピーキングテストによって、コミュニケーション能力としての英語技能を 客観的に正しく評価しようとするものです。
昭和54年以来、35年間続いています。
(中高生や一般の方が受けるステップ英語検定とは、出題傾向・内容が異なります。)


試験内容;

★6級(4歳〜8歳)(学習期間6か月〜1年)
★5級(5歳〜9歳)(学習期間8か月〜1年)

児童の身近にあり、より具体性があり動作や絵で表しやすいことば(主に名詞及び形容詞、動詞)を聞き取り、理解する。
家庭内や友人との間でかわされるあいさつや簡単な会話を聞いて、その内容を理解する。
日常の初歩的なあいさつができる。実物や絵を見ながら、単語で言い表したり、初歩的な質問に口頭で答える。

★4級(6歳〜10歳)(学習期間1年〜3年)
★3級(8歳〜12歳)(学習期間2年〜4年)

身近な言葉に加えて、感情を表すものや抽象的な内容を含む語句を聞き取り、理解する。
アルファベットを正しく書く。
家庭内や友人間に加えて、買い物や遊びなど屋外での会話、童話などを聞いて、その内容を理解する。
自分の趣味や好き嫌いなどについての問いかけに口頭で答える。絵を見ながら、人物の動作を含む質問に答える。

★2級(9歳〜13歳)(学習期間3年〜5年)
★1級(10歳〜14歳)(学習期間4年〜6年)

抽象的なものに加えて、過去や未来を表す語句や文を聞き取り、理解する。
基本的な単語を正しく書く。
海外を含む社会生活での会話に加えて、電話のやりとり、日記、手紙文などを聞いて、理解する。
家族や日常生活に関する質問に口頭で答える。絵を見ながら、人物の動作や感情などについての質問に答える、単語や文で言い表す。


この児童英検を受けるメリット

★一番最初のとっかかりが易しいので、お子様にストレスなく無理なくステップアップできます。
★5級・6級は、まだ英語の読み書きのできない小さいお子様でもできるテスト形式になっています。
★児童英検は各種ありますが、このJAPEC英語検定は、級が細かく分かれていて、進歩が目に見えてわかりやすいので、こどもの励みになります。
★各級に絵を見て質問に答えるスピーキングテストもあるので、最初から会話パターンを覚えることができます。
★JAPEC児童英検の1級レベルが受かっていれば、ステップ英語検定の二次面接試験にも安心して実力が発揮できます。
★普段のテキスト以外の単語も出るので、語彙が豊富になります。
★1回の模擬テストが30分〜50分かかりますので、集中力がつきます。
★普段から、実際のスピードよりかなり速いスピードで練習していると、驚くほどリスニング力がつきます。
(子供の適応力の良さに目をみはります。)


誰でも、そのレベル相応な練習をすればできるようになります。
無理なく、1ステップずつ上がっていかれることをお勧めします。
(親が欲張って、いきなり上を目指させると、ご本人は難しくて嫌になってしまいます。)